ララ〜Part9〜

まだ、別れたくない

6月3日。病院へ

血液検査の結果は、やっぱり更に悪くなっていた。

でも、今日は顔色がいい。注射してもらったからかな?

久々に「ごはんちょうだい」って来た。涙が出るほど嬉しかった。

夜、フミフミして、そのあと胸の上で箱座り。ララのあったかさが、すごくうれしかった。


その後、数日はご飯食べたり、食べなかったり・・・・・

一日の大半を、玄関でじーっとして過ごしています。

食欲も、さらに落ちてきました。もともとやせっぽちのララがもっと痩せていきます。

先生とは、常に連絡は取っていました。「食べられる物を・・・・」

ネコ缶を3個も4個も開けて、「これは食べれる?」

ヨーグルトを少し舐めるだけ・・・・それも私のためにという感じに・・・

「ララ、がんばろう!がんばろうね!あたしのためにがんばって!死んじゃダメだよ!」

もう、がんばらなくていいよ

6月21日。ララは、今日もがんばって私のためにヨーグルトを少し舐めました。

でも、すぐ、それ以上のものを吐いてしまいました。

そして、いつものようにうずくまり「ナァ・・・・・」と力なく鳴きました。

私は、昔「癌」で亡くなった父のことを思い出しました。

病床で父は、苦しくて眠れなかったのです。そして、私に、

「お願いだから、ゆっくり眠らせてくれよ・・・・・眠りたいよ・・・・」

今、ララもそういったように思いました。

この何日か、いつもじっとしているけどララは眠れないんだ。苦しくて・・・・

私は、昨夜から考えていたことを今、決心しました。そして、ララに言いました。

「ララ、もうがんばらなくていいよ。あたしのためにがんばってるんだね。

ごめんね、ララ。死んだらだめだよ!っていったからがんばってるんだね。

ごめんね。ゆっくり眠りたいね。もう、もうがんばらなくていいよ。

もう、病院も行かない。注射もやめようね。ララのイヤなことしないよ。。。」

「ナァ・・・・・」


その晩、ララの意識はなくなりました。たまにまだたきをして、体が痙攣します。

一晩中、ララを抱いていました。

「ごめんね、ララ。助けてあげられなくてごめんね。もう、いいよ、ゆっくりおやすみ」

ララは、私のことをずっと見ていました。そして、ララにたくさんお話をしました。


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