ララ〜Part5〜

血液検査の結果

「ララは健康よ」とたかをくくっていたいた私。

名前を呼ばれて病室に入ると、先生は神妙な顔をしていました。

「ウィルスとかは、問題なかったんですが・・・・」(・・・が?)

「内臓のほうの検査の結果がね・・・・」(・・・・???・・・)

血液検査のデータを見せられて、説明の始まり。

「慢性腎不全」(ふう〜ん、じゃ、直さなくっちゃね)

と、結構安易に考えていた私。

それから、先生は、メモ帳に書き始めました。

腎臓がどういう機能をする場所であるか、

ララの腎臓が今、どのような状態であるか。

病気がもっと進行するとどうなるかなど。

先生は、丁寧にわかりやすく、説明してくれました。

そして、「慢性腎不全」は、治らない病気であると。。。。。

「腎臓」というのは、とても強い臓器で、検査で「悪い」と出た時には、

すでに、4分の3の機能が失われているとか・・・・

だから、残っている機能を大切にしていくしかないと。

そのために、腎臓に負担をかけないようにする「食餌療法」と

腎臓の働きを助けるお薬(活性炭)を毎日飲むとか・・・・

「試してください」と渡された2種類のネコ缶と、カリカリ。

「このネコ缶、食べる子あんまりいないんですよねぇ。」

「病気だから、捨てられたのかもしれないですね。」と先生。

とにかく、早くうちに帰りたかった。

ララとゆっくりしたかった。頭突きのご挨拶をしてほしかった。

いつもみたいに、いっぱいお話してほしかった。

ララは、どうしたい?

「ララは、どうしてうちに来たの?何しに来たの?」

「ナン!」 

あの日「何か」を求めて、ララはうちに来た。

何才なのかもわからない。今まで、どんな日々を送っていたのかもわからない。

ララのこと、もっともっと知りたい。ずーっとずーっと一緒にいたい。

でも、ララが求めていることは。。。。。。

まずいネコ缶と、砂みたいなお薬

それを食べていれば、ララは「何ヶ月か」長く生きるかもしれない。

でも、それがララの「求めていること」なのだろうか。

りょうちんとも話し合いました。

「まずいネコ缶療法」をとりあえず始めてみよう。

ぜんぜん食べなかったら、考えよう。

ララがうちに来たわけ、ちゃんとわかってるよ

「美味しいごはん、いっぱいたべたい!」でしょ。

「ナン!」

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