ララ〜Part1〜

ブルーな花火

1999年8月下旬、時間は午前3時ごろ

友人のアパートを出るとすぐ公園にさしかかります。

公園を過ぎて、道路を渡ればすぐうちです。

私は、かなりブルーな気分で友人のアパートをあとにしました。

「ブルーな気分」の理由をお話しましょう。

その前夜、友人8人と車2台で海に行きました。

「夏の終わりの花火」 楽しかった〜♪

2時間近く花火をやって車に戻ると・・・・やられてました!

1台の車の後部座席の窓が割られ、荷物がすっかり無くなっていました。

それから警察。一人ずつ事情聴取。

みんなバックごと取られちゃったから、いろいろ面倒でした。

バックごと持って行かれるっているのは、かなり辛いものがありますよね。

「現金」はこの際あきらめるとして、他の物は「お願い!返して!」って感じです〜。

そりゃ、車の中に貴重品を置いてはいけないことぐらいわかっていたけど、

暗いとは言え、車は私たちから30メートルくらいのところに止めてあったのに・・・。

そして、その帰りにすぐ近所の友人の家によって「明日からの予定」を立てたのです。

免許証の再交付、カードの再発行などなど・・・・。

「平和ボケしちゃってたね・・・・でも、がんばろうね」と励ましあい

友人のアパートを後にしたのでした。


無くしものと拾いもの

一人になったとたん、やっぱりブルーになっちゃって・・・・。

その時の私は、多分「猫背」で「トボトボ」歩いていたと思います。

もちろん「手ぶら」です(笑)

そして、公園の入り口にさしかかった時、「白いもの」が視界の隅に入りました。

「ナン!」 面白い鳴き方をする白いネコちゃんでした。

「どうしたの?こんな時間に一人でお散歩?」「ナン!」

妙に人懐っこく、スリスリゴロゴロ「ナン!ナン!ナン!」

何かを必死に訴えているようでした。

「もうお家に帰りな」」「ナン!」

これじゃ帰れないなぁ〜と、思いつつも「カワイイ子だなぁ」

でも、よく見ると変なんです。

「え?この子、足が何本あるの!?」

両脇からも足と同じくらいの長さのものが垂れている。

「な、なにこれ!?」

暗くてよく見えなかったんだけど、立たせてみるとそれは「毛」でした。

なでていてなんか感触が変だなと思っていたんだけど、

首から、お腹、脇にかけて毛がないんです。

そして、その毛が束になって、両脇に垂れていたのです。

とっさに「誰かにバリカンでいたずらされたんだ!ひどい!」と思いました。

切ってあげなくちゃ危ないよなぁ〜

「うちに来る?」「ナン!」


うちは「ペット禁止」のマンションで・・・・すでに2にゃんいます。

こんな時間だし、誰にも会わないだろうと思いつつもダッシュ。

そしたら、そのネコちゃんもダッシュ!

ちゃんと、私の横を走ってくるんです。「かわいいじゃん♪」

そして、3階までの階段もトコトコ昇ってついてきました。

玄関のドアをあけるとそこには「シェリー」がいました。

お互い一瞬見合った後、シェリーは「ハー!」と唸って奥へ逃げていきました。

ネコちゃんは「ナン」 当たり前のようにうちに入ってきました。

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